ウール混#アーガイルソックス

HALISON ウール混ソックス ¥1,760-(税込み)

IVYファンにはたまらないウール混のアーガイルソックス。寒くなる季節になると、恋しくなるウール混のアーガイルソックスです。HALISON 国内の老舗のソックスメーカーです。VANの3本ラインのソックスクもHALISONとのコラボ商品でした。

自社ブランド「HALISON」を立ち上げたのが1966年。
国内外の有名ブランドや高級セレクトショップなどの靴下も、実はハリソンが作ったものだったりします。

海外工場での外注生産化が進んでいく業界のなかで、今も100%国内自社生産を続けています。

いちばん大切な場所は、踵とつま先。足を締め付けるでもなく、かといって緩めるでもなく、優しく包み込むようなホールド感。
このホールド感がしっかりできてる靴下だと、履いてて疲れなかったり心地よかったりします。
それを実現するためにいちばん大切な場所は、踵とつま先です。靴下を見るとわかるのですが、立体的に編まれてる箇所が2つだけある。それが踵とつま先です。
「踵やつま先に対してのホールド感っていうのは、工場のもつデータ量によって変わるんですね」と窪田さん、「履いた時に靴下がずれこんじゃう。それは“踵の作りが浅い”と僕らは言うんですけど、結局浅いと中に入り込みやすい。逆に深すぎるともたつく」
つまり工場がどういうデータをどれだけ持っているかによって、ホールド感が左右されるといいます。
生産量を増やさない踵やつま先のホールド感にこだわると、そのこだわりに時間をどれだけかけるかということも問題になってきます。
靴下は、シリンダーを360°回転させながら編み機で編んでいきます。それが踵にきたところで180°の半回転に切り替わり、糸を余分に編みながら立体的な膨らみを作り出していきます(写真上)。当然、シリンダーの動きを半回転ごとに止めながら編んでいくわけですから、踵やつま先は、編むのにほかより時間がかかる場所になります。
「つまりその時間をいくらかでも端折れば、1足でも2足でも生産量を増やせる。結局、量産をきかせたいということになると、まず踵やつま先の編みが端折られるというのは、実際あると思います。逆に踵やつま先の編みをしっかりやれば、できあがる靴下の数量が減るということです」
やはり品質にこだわると、量産化は難しいのでしょう。